PayPay(ペイペイ)の100億円還元キャンペーンの威力と10日間で終了の結果

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PayPay(ペイペイ)が電子マネーもといモバイル決済を打ち壊す。
この始まりは 100億円還元キャンペーンのインパクトは強すぎた。

PayPay(ペイペイ)で決済するだけで20%は翌月に還元される。
キャンペーン予定は2019年3月末まで。
100億円という金額に達すると終了の可能性あり。
※追記:2018年12月13日に 100億円到達しキャンペーン終了の発表が行われた。
12月13日23時59分に終了という。
告知が発表されたのは当日13日の22時に発表なので若干故意の悪意があるようにも思える突然すぎる公式の動向。
駆け込み需要を回避するためとはいえちょっと釈然としないものがある。

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PayPay(ペイペイ)登録

iTunesなどからアプリをダウンロード
SMS認証など済ませて
クレジット決済か、Yahoo!ウオレットと連動などで決済のチャージをすること。

※銀行チャージも可能ですが、メガバンクでも「みずほ銀行」は可能でも「三菱UFJ銀行」は無理と言う謎。ネットバンクも「ジャパンネット銀行」は可能でも「楽天銀行」は未対応。
今後このあたりの連動でも銀行の使い勝手の良しあしと連動サービスの差は大きくなりそうな予感がした。

使える店は地図で確認できる。

内容

レジでPayPayアプリ起動して表示されるバーコードを提示して「ペイペイしたことがないのですが相当手間が面倒く決済で」と伝えるのみ。
バーコードの読み取りが完了すると音が鳴る。
※QRコード形式のは試したことがないのですが、相当手間が面倒くさそうなイメージがWEBで散見する。これは利用方法が浸透しないと相当ハードルが高い印象だ。

全額還元の威力

  • ソフトバンク・Yモバイル契約ユーザーなら10分の1の確率で100%還元
  • Yahoo!プレミアム会員なら20分の一の確率
  • それ以外のユーザーは、40分の一。
  • 全額分が翌月10日ごろに付与されるというのはうれしすぎる特典だろう。上限は10万円。

この機会に、半年Yahoo!プレミアムの登録バナー探して登録してしまったオイラです。
※Yモバイルと連動しているYahoo!IDは殆ど未使用の為、今回は「1/10の確率」はあきらめた。

PayPay(ペイペイ)のデメリット

Yahoo!IDと結びついていると解約後面倒なことになることがしばしある。
YahooIDの有料プランと結びついてるアカウントは、扱いにくいので。
元契約解約した後が面倒な過去のトラウマが有る。
20年近く経つのに仕様は改善していないどころかTポイントなどとの連動でさらにややこしくなっている。

Yahoo!本契約のメールアドレスがアドレスしか使えなくなったりすることで色々なサービスが継続利用できなくなるなど。

Yahoo!のメインIDはとにかく 縛りが痛いため、他のサービスと連動していると死活問題になることが多々有る。
※ヤフーのアドレスはフリーメールアドレスが一番鉄板の安全度。
ソフトバンクやYモバイル連動の「Yahoo!ID」が1/10の確率の PayaPay特典結びつけたPayPayは少し信用できない。
囲い込みで自社顧客の優位度を上げるのはわかるけどそのデメリットを理解できていないと結構落とし穴が大きい事があることに注意すべきだろう。

ポイント還元の恩恵

paypayのポイント還元の例

3600円の支払いで720円の還元予定


1万円分使うと2000円分来月10日に付与されるのは嬉しい。
全額返金の最大10万円に当選した人がどれほどいるのかは分からないが、ボーナスシーズンにこういうキャンペーンは相当なインパクトがあったといえるのではないだろうか。
ファミリーマートと、ビックカメラのような大手は相当な利益効果があったのではないかと予想される。

クレジットカードとか、ポイントカードでも1%前後が多いし、
どんなサービスでも10%を超える還元率なんざ、そうそうないため、一律20%還元は今まであり得ないキャンペーンだったといえる気がする。

消費行動を促進するキャンペーンとしては過去最大の物だった

ポイントカード併用は面倒臭い

スマホ決済の弱点も浮き彫りにした。
モバイル決済(PayPay)とポイントカード
二枚使いは面倒くさいという問題

ファミリーマートでTカードと、PayaPay出して決済するのがすごい手間。
これはカードとスマホを出すのも仕舞うのも更に手間がかかり面倒くさい。

Tカードは200円で1ポイントしかたまらない為、100円あたり0.5円で還元率は低いけどもFamilyMartや吉野家などでもたまるため、利用シーンは多い。インターネット上では、Yahoo!関連サービスやオークションなどでも使える。
PayPayが今後どのような発展を遂げるかは未知数ですけど、使い勝手で 相殺しあうサービスは多分廃れると思う。
ただしPaypayはクレジットカード決済でチャージしてクレカの数パーセントにPaypayで常に0.5%の特があるため、どれがお得なのかは吟味する必要がある。

100億円キャンペーン10日間で100億円の予算を使い果たす

2018年12月13日でキャンペーン終了の発表。
昼頃にはファミリーマートの文章として、PayPayキャンペーン終了の知らせがTwitterで出回っていたが、
17時台に緊急メンテナンスが行われたのちに、公式のキャンペーン終了の発表が行われた。

PayPayからのお知らせ:緊急メンテナンスのお知らせ(完了)

https://www.paypay-corp.co.jp/notice/20181213/01/

こういう突発のメンテナンスが多かったことでも使いにくさは大きい不安要素になったとも言える。

ペイペイ100億円還元もう終了

ヤフーとソフトバンクが出資するスマートフォン(スマホ)決済のサービス会社、ペイペイ(東京・千代田)は13日、100億円を用意した消費者への還元キャンペーンを終了したと発表した。すべての人に購入額の2割が戻るため、利用が殺到。実施期間は4カ月と計画していたが、10日間で予算を使い果たした。

スマホ決済サービスはLINEやNTTドコモなど様々な企業が参入し、乱戦となっている。後発のペイペイは利用者を増やすため、12月4日から大規模キャンペーンを始めていた。

4カ月と計画していキャンペーンが、たった10日間で予算を使い果たす結果はちょっと勢い強すぎな感じはする。
しかし今回の勢いは還元キャンペーンありきで、PayPpayの使いにくさが浮き彫りになったことは大きな意味があるし
日本の決済事情でスマホ決済は不便性が浮き彫りなったとも取れる。
チャージすると、PayPay決済が行えるところでしか使えない他、ネット障害がおきていたり店内のモバイル通信が悪いと使えなかったり、メンテナンスだと決済できないなど、多々。

100億円かけたことで、宣伝と加盟店数の増加効果は大いにあったと思う。
インストール利用者の獲得も、来月10日くらいまでアクティブ数は大いに確保できたことだろう。
ただしそれだけの効果が今後も有り続けられるのか?というのは若干疑問が残ってしまう。

一番割に合わなかった人
先にPaypayにクレジットカードや銀行決済でチャージしておいてキャンペーン期間中に使えなかった人が損したといえる。
特定の商店でしか使えない上に通常0.5%還元の為購入出る着る物は限られるし、一度チャージすると制限は厳しい物が有る。
常にメンテナンスとキャンペーン状況に気を配っていないと安心して利用は出来ない事が浮き彫りとなった。

今後

正直クレジットカードとかデビットカード、または現金の方がTカードのようなポイントカードの使い合わせは強いためいちいちモバイル決済にチャージするメリットが無いのが最大に痛い要素だといえる。
ポイント還元が無ければ進んで使いたいサービスとは言えないだろう。
調べると
「通常特典として、決済額の0.5%がPayPay残高に還元される。」となっているけど、クレジット決済よりは分が悪い気がする。

初回のインパクトが強すぎたため、今後の反動の方が大きい気がする。

PayPayはモバイル決済で首位に立てるのか?
  • PayPay(ペイペイ)⇒決済したいときに使えない。 メンテナンス多々。通信エラー多々(店内のWi-fiと接続するとエラーが起きるなど)
  • QRコード決済が分かりづらくて行列になっていたら、人手不足の現在の状態と真逆の行動を引き起こすこととなり客の不便さが増す。
    キャッシュレス決済は、早いことが重要。エラーとか起きていたら、そもそも現金決済でいいじゃんとなりかねない。
  • PayPayで決済する利便性が0.5%キャッシュバックだと、他のポイントサーピスと差が無い事。
    今回の100億円キャンペーンは、限定機関の2割キャッシュバックだった反動と比較して通常時に使いたい決済方法かと言われたら普通は使わない。
  • クレジットカード支払い同様、コンビニなどの店頭でPaypayで公共料金(ガス・電気・水道・通信費)を払う事が出来ない。※これをクリアできるサービスがあれば相当シェア数伸びる余地があると思うのですけどね。
  • 高額な支払いとして、家賃や税金などの支払いにも未対応なのは大きい。※なんだかんだで銀行等の旧態式のシステムの存在は強い。
    ※PayPayは、3万円以上の支払いは本人確認の必要がというが、仮に、銀行振り込みやクレジットカード支払いでで3万円以上の振り込みに本人確認の支払いもとめられていたらイチイチ使えない。
  • 結果的に数年後にPaypayが、スマホ決済で首位を奪える要因には今回のキャンペーンだけでは、たりていない。

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