アポカリプスの砦 全10巻 近未来ゾンビ物

アポカリプスの砦全10巻という漫画
ゾンビ物の漫画
収監されている少年たちが、ゾンビから逃げて生き延びるための対抗手段として武装したり
etcする話。

世界観

舞台は、近代の日本(2000年代)
医療や交通機関・武器などもほぼ現代。
普通に海外には大使館などが存在する社会。

女の子出てこない。
厳密に言うと、完全に出てこないわけでもないのですが
唯一出てくるのは金髪幼児退行キャラのみ。これも出番はトンと少ないうえに最初から痛いキャラで最後までイタキャラであること。
実に萌え要素も無く、主人公たちとの絡みも少ない。
作中でのエロネタも昨今の漫画と比較すると控えめな内容になっている。

ゾンビ

途中なんか全裸ゾンビが出てきてボス的な位置づけして戦ったりするわけですが、
ゾンビの生命力が脳を破壊しないと生きていたり
上位ゾンビは複製能力があったりと、通常のゾンビとは定義が異なる。
ゾンビの継続して活動する力は他の作品よりは強め。

主要人物

少年院的なところに収監されている人たちが主役
全て10代。
途中でおっさんが加わる。
行動力に関しては、問題付きのキャラクターたちなのであれですが、車の運転や銃の扱い・ナイフの扱い(主に殺傷)で、いささか違和感はぬぐえない。
(一部海外のゲリラ的経歴もつ者が含まれてはいるが…)

オチ

この作品やっつけ的な内容が意外と多い。
話は完結するものの、世界の1/2の人口が滅んだというが、いささか。
2年である程度復興できてしたり、そもそも生活サイクル(学校)などが再開できるほどになるのかはいささか不自然だったりもする。
1/2も、ゾンビが跋扈する社会になったら日本のような武器が普及していない社会だと電気や水道の復旧ですら困難だろうし、ゾンビを掃討できていない状態ではインフラ整えるのは戦後の復旧よりも困難だと思うのですが。

ゾンビ合体

話としては序盤は面白いもののゾンビ合体ネタ乱発あたりからしょうもなーく感じてくる。
明らかにネタ尽きているよね。としか思えなく、作品としての面白さはかなり削られる。
オチとしてもゾンビ化防ぐワクチン作ったりする流れになるわけですが、
軍すらまともに機能していないような状態でいささかラストが腑に落ちない感じは強く残る。

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アポカリプスの砦 コミック 全10巻完結セット (講談社コミックス)

類似作品

ゾンビ物で、ほぼ近い舞台感だとがっこうぐらしだろうか。

がっこうぐらし! (9)

逆にこちらは女性ばかりなんだよなぁ。

文字『アポカリプスの砦 全10巻』

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