座間アパート殺人事件とTwitter(ツイッター)の関連性について
神奈川県座間市のアパートで起きた9人もの殺人事件は被害者が多い事は問題ですが
Twitterを使って対象を探していたことが大きく注目される要素になっている。
従来は自殺サイトなどを通じて行われた事件などはありましたが、
不特定多数のなかから「シニタイ」人を物色して接触するというのは非常に不気味な感じもするのですが
出会い厨と呼ばれる人もいるので、インターネットであることから珍しくはないのかもしれない。
Twitter(ツイッター)の流れ
アメリカのサービスであるTwitter当初は英語だらけで不便なサービスだったりした。
ツイッター自体は2007年ごろから日本人ユーザーも登録し始めており当方は2008年登録ですけど
一般的にインターネットを精力的に使っていない人だと2010年以降が圧倒的に多いものだ。
この理由としてスマートフォンの普及でTwitterユーザーが増えたこと
2011年3月の地震の情報ツールとしてSNSの役割などが背景には有る。
その後バカッターなどが増えたことからも
インターネットリテラシーが足りていない人が圧倒してきた感じは強い。
国はバカ
政府、ツイッター規制検討=座間9遺体事件で年内に再発防止策
政府は10日午前、神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件を受け、首相官邸で関係閣僚会議を開催した。年内をめどに再発防止策を取りまとめる方針で、ツイッターの規制なども検討する。直ちに実施できる対策があれば、防止策の取りまとめを待たずに採用する。
引用元: https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111000187&g=soc
あのですね昔からテレフォンクラブだとか
出会い系サイトや闇サイトといったアングラもの迄様々存在していたのですよ。
今回の事件をいきなりTwitterが悪者だとして規制する流れは、表現の自由の足枷ににしかならない。
もともと自殺願望を書き込むような人を止められなかった事件は動画サイトなどでも多々あるのですよ。
今回のツイッター介した事件が稀有な事例ではないのだ。
Twitterであれば犯人の特定が可能だったり
犯罪予備軍特定できる材料になりそうなものだが
有効に使うのでなく単に規制しようとしては全くの愚策になる。
富士樹海の自殺者が多数いたりする事例の方が闇が深いだろう。
自殺マニュアル本の発禁とかもあったような気がするが、取り締まるというのは根本的に自由を束縛するだけで何の解決にもならない。
政治家は馬鹿なのかもしれないが、一社のサービス規制しようとするまえにもう少し問題の根底考えろと思うのだが建設的なこと考えようとしないよな。
スマートフォンとインターネットの危険性の認識が甘い?
- ソーシャルメディアを悪用されたこと
- SNSを通じて不特定多数に情報発信が容易い事。
- 悪意を持った人も存在するという事。
自殺願望の人に悪意がある人が近づいてくるという流れは、インターネット上のサービスであるから事前に止めることは出来ないのかもしれない。
金に困った人にサラ金がいて 闇金が出てくる構図以上に世の中は、需要があるところに付け込む仕組みも有る。
悪意の特定は可能ではあるが、容易なことではないし事件化しないと公的な機関は動かないという問題もある
ネット上でSNSなど利用していると警察などが利用者を特定することは可能という面がある。
問題点
今後このような事件を取り巻く問題点として難しい面が存在する。
この事件の特徴として被害者に女子高生が多いことが、問題として大きい。
学生などを狙った犯罪というのは昔からあるとしても
スマートフォンの普及で犯罪に巻き込まれる可能性が大きくなってきたのも致命的に痛いことだ。
学生にいくら気を付けるべきだと警告したところで、若い人の身の程知らずな価値観では判断できない部分も多々あることだろう。
こればかりはリテラシーが上がったりしても防ぐ手はないため、もともとの生活環境に問題が無いことが先に必要だ。
自殺という問題
本当に死にたがっている人なら単独でも自殺するだろう。
ただし正常な人は簡単に自害したりすることは生物的に少ない。
大抵病気や金銭苦などの悩みがトリガーになるため、根本的な問題が解決されない限りはこの手の集団自殺を装った事件は無くならないだろう。
過去の練炭騒動だとか、液体つかったガスの騒動も同様だ。
統計での自殺者数は減ってきているというが、社会的に暮らしにくい環境なのも根が深いと思えてならない。
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