安物買いの銭失い

『安物買いの銭失い』はインターネット通販が当たり前になった現在でも起きている。むしろ増えているために危険度は高い。品質が悪いものを安く販売して利益を得ようとする販売者は多いのだ。
使用するだけでゴミになるものや、買ってもまともに使えない買い物をすると相当ショックだったりする。

安さが好き

日本では安い物がお得として重宝されやすい。
高度経済成長のなかでも加工食品や添加物はどんどん蔓延していった。
小売でも安いものが幅を利かせていった経緯が有る。例えば100円均一だ。バブル崩壊以降日本はデフレのイットだった。ダイソーに代表される100円均一がかなり色んなジャンルのものを格安で販売していった。
大量生産⇒安い⇒お買い得
という流れは理解できるが、
食品などに限って言うと、大量生産⇒品質に疑問が強い。
楽天市場で注意すべきポイント

安いもの

一見安い製品は見た目のクオリティーは高い。
ただ使用するとモロくなるものが多い。製品の品質は考慮されていないものが殆どだ。
ファストファッションに代表されるような製品でありがちだが、見た目はよくても1シーズンしか持たない縫製だったり生地だったりと、使い古すことは念頭に置かれていない。
服はまだしも雑貨や家具などになると安いものを買うと即ゴミになると考えると面倒なことこのうえない。
使用頻度が高いものほど安物は買うべきではない。
ネットショッピングでも最近は海外のファストファッションブランドが増えているが、品質はコストパフォーマンスとしてよいかは甚だ疑問だ。

食品

食品はマクドナルドに代表されるように世界で最も安い生産地域から仕入れて加工して販売するという外食チェーン店が幅を利かせている。大手飲食店は殆どがそうだ。これは加工などで一部の店舗では管理されている自社工場などで行っているところがあったりもするがマクドナルドなどは飼育⇒加工といった行程は他社に丸投げしている。
店頭に入ってきた品物がどこどこの店で使われていた品物がどこから仕入れた物なのか日本マクドナルドは答えてすらくれない(知らないといいきる)
自分たちが販売している製品を管理しているとは到底思えないものが外食産業の実態だ。
現に2014年7月の中国産チキンナゲットの問題でもアメリカのマクドナルドCEOは、「欺かれた」と語っていた。マクドナルドすらどういう製品を販売しているのか知らないのだ。
どこで取れてどういう加工が行われているのかワカラナイものをあなたは食べることができるだろうか?
果たして欺いて加工していた製品を販売していたからといってマクドナルドが賠償に応じるだろうか?否だろう。
腹を壊してもマクドナルドは因果関係を立証してからクレームを言えと日本の東京都内の店舗の担当者は発言したことがあったがこれが現実だ。
毎日マクドナルドだけ食べて飲んで、マクドナルドの食事の摂取のみで生きていて疾患が出たら、証明できるが、そんな生活は普通はしない。イコールマクドナルドは言い逃れができる。
食品で危険な物
他の外食産業でも同等のことが言える。
スーパーの食品でも同様だ。
通販サイトでも同じで、グルーポンの事例のようなスカスカの御節が販売されたのは2011年正月の炎上だったと思うが、これはその後東日本大震災の影響が大きかったためにあまり問題視は低かったようにも感じる(その後グルーポンジャパンはイマイチパッとしませんが)
2005年ごろから、楽天市場等で外国系の営業主の粗悪なショップと取引するとそうとう腹が立つこともある。
知らないネットショップで初めて購入する際には食品は何かと用心深くあるべきだろう。

通販サイトで安いもの

ネットショッピングが当たり前になったことで、安いものが送料を考えなければ安価で手に入れれる。
本なども送料コミでも近くの書店よりも安く手にいれれることは多々有る。書店で注文するよりも安く早く手に入れられる。
ネットショッピングで通販が楽になったが、危険なものがある。
「食品」だ。
食品だけは安いものを買うべきではない。
ネットショッピングはクリーングオフの適用除外の購入形式だ。
出品されているものが安心して買えるものなのか本当に鮮度や衛生面できちんと管理されているものか保証が無い。
生物などは、ローソンなどの冷凍肉でも相当危険な味がしたりするのに、色んな業者がひしめく通販サイトの生物を購入するのはそれだけでハイリスクだ。
コンビニや外食チェーン店の食品が危険な理由
食品ではまず配送業者が冷凍の製品でも冷凍室にいれないで真夏外に放置していた事例が2013年に報道されて発覚していた。
これは販売者というよりも配送屋の問題だが、こういうことが起きている世の中で生物を通販するには、無理がある。
2014年には7月にマクドナルドの中国産ナゲットで使用期限切れ肉の使いまわしが報道され、
12月にはペヤングと日清が、ほぼ同時期にゴキブリ混入していたことを発表。
12月中旬には、不二家のケーキ店でケーキに青かびが入るというツイート画像が出て不二家が第三者機関で調査したところカビだったことが判明している。


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食品の裏側2 実態編―やっぱり大好き食品添加物

かつて「歩く添加物辞典」「食品添加物の神様」と呼ばれていた男が、
自分の売った添加物でつくられたミートボールを自分の娘が頬張る姿に衝撃を受け、つとめていた食品添加物商社を退社し、一冊の本を書いたのが2005年のことでした。
その一冊の本、『食品の裏側』は日本社会に大きな衝撃を与え、60万部のベストセラーとなったのです。
そしてあれから9年・・・。著者の安部司氏が、新たな祈りを込めて書き下ろしたのが、この『食品の裏側2 実態編』です。
安部司氏はなぜ第2弾を書いたのか。
それはこの9年間で食品を巡る実態が改善されるどころか、さらに深刻化しているからです。

  • メーカー: 安部 司
  • 出版社: 東洋経済新報社
  • 発行日:2014-04-10
  • 食品の裏側2 実態編―やっぱり大好き食品添加物

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