AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、Googleが推奨しているモバイルユーザー向けの表示速度を早くする技術のこと。
世界的には3G回線程度の速度のモバイル端末利用者が多いということで、
サイト表示が遅いと離脱率が上がるためなるべく早く表示させたいという考えからできた方法です。
無料Wi-Fiも回線が高速だとは言い難い為、4G回線で接続するのと比較するとサイト表示がもたつくことが多い。
これらのモバイル端末に高速でWEBサイト表示を行う機能がAMPです。
通常のページ表示とAMPページ
「通常のページ」と「AMP化したページ」併用して運用することも可能。
全てのページをAMP化したページを表示させることも設定で出来る。
※併用して運用した場合にもコンテンツ重複のペナルティーにはならない。
AMPページは、キャッシュされているものが表示される。⇒WEBサイトが収納されているサーバーへのアクセスは無い。
アクセスカウンターもAMPページに適した埋め込みタグでないと正しく計測できない可能性が有る。
SEO的な面
検索結果のページにAMP対応しているページが上位に表示される仕組みが存在している事。表示される仕組みは不透明(非公開)
AMP導入したからと言って必ずしもアクセス数が増えるとは限らない。
AMP表示の例

AMP化する前のページ
例このページだと↓

AMP化後のページ
で表示できる
他にこういう形式も有る
https://***.com/記事URL/?amp=1
どちらが利便性が優位なのかは特に無い。
当方のAMPページはプラグインのテンプレートを利用している為通常のサイト表示とはデザインが全く異なりますが
既存のテーマにAMP機能が有る場合はデザインの基本的な部分は引き付ける物が多い。
AMP導入はWordPressだと楽
既存のHTMLサイトだと改修が大変すぎるのですがWordPressだとプラグインを用いることで
今のままのTheme(テーマ)でも、すぐにAMPページを導入することが出来ます。
WordPress(ワードプレス)サイトを Accelerated Mobile Pages (AMP) 導入してみる
AMPのメリット
- サイトの表示が早くなる:高速表示が容易にできる。※AMP導入しなくても高速化表示できないわけではない。
- CDN:キャッシュを用いている為サーバーの負担が減る。
- Google検索結果でAMPページが優先的に上位に表示されることも有る。※通常の検索結果上位とは別の仕組み。
AMPのデメリット
- CSSの装飾などに制限が出る。今まで使っていたTHEMEの装飾が引き継げない為再度考えないといけなくなる。
- Scriptなど使える物が限られる。
- アフィリエイトタグなどはトラッキングが正常にできなくなる可能性が有る。
※AMPページ専用のアフィリエイトタグも存在しているが張替えは難。
AMP導入サイトの例
どういうWEBサイトがAMP導入しているのか?
- 日本語圏のサイトだと
- 食べログ
- アメーバブログ
- はてなブログ(有料プランのみ利用可能)
これらが導入している為AMPページで閲覧することが出来る。
Twitterからのリンクはモバイル端末で閲覧していると対象サイトにAMPページが有ると自動でAMPページを表示している。仕組みは不明
WordPress(ワードプレス)のTHEMEだけでAMP化を導入する方法。
WordPress ThemeだけでAMP化
WordPress(ワードプレス)のAMP化とアクセス解析タグ・アドセンス広告導入などの方法
お勧めのAMP有効化出来るTheme
2018年度時点ではこれがお勧め https://wp-cocoon.com/
特徴
AMP導入が楽
内部SEO対策済み(満足度は8割くらい)
フッター著作権表示なし。
「親テーマ」と「子テーマ」が存在する。
LuxeritasTheme(テーマ)の場合
2017年度時点ではコレ使ってみた
Luxeritas Theme
使うThemeは、Luxeritas Themeという物。
無料で配布されている。
内的SEOなどは工夫されたテーマです。
注意点
デメリットこのTheme導入するとフッターのTHEMEの著者表示が消せない事。
これが嫌だという人は上で紹介した『Cocoon』というTHEMEを使用するか、
AMPプラグイン用いる方法しかない。
LuxeritasThemeのダウンロード
http://thk.kanzae.net/wp/dl/
使い方
親テーマと子テーマをダウンロード後
共にアップロードして
子テーマを有効化する。
設定
AMP設定は、THEME名のカスタマイズ項目の中にある。
AMPプラグインが無くともこのTHEMEだけで有効化出来る。
末尾に/amp/とつけてアクセスすると AMPは出来ている。
速度
さほど早いわけではない。
同一環境であれば、
giraffeバージョン: 2.0.2
の方が一度キャッシュされると表示速度は速かった。
内部項目の設定如何だろうか。
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