無職強制収容所(漫画)

無職強制収容所という漫画
原作者:鎌倉敦史
作画:昭伶
アクションコミックス
2017年10月現在3巻まで販売されている。(11月に4巻が出る模様)

内容


無職強制収容所 : 1 (アクションコミックス)
2022年、非労働者再生法が成立した日本。6カ月を超えて収入のない者は、再生処置施設で脳のリライト処置を受ける。外資系投資会社に勤めていた神条達也は、ある日、職を失う。しかし6カ月後、達也が送られたのは再生施設ではなく強制収容所だった。そこでは、異常な訓練と洗脳、啓発が行われていた。達也なぜ、そこに送られたのか――2016年エブリスタホラー大賞受賞作品!

舞台は日本、時代設定は近未来といったところか。
無職に陥った人やニート等が強制収容されるという流れまでは面白いのですがその後が何ともいえない。
導入部分がまどろっこしい上にツキハギな表現が多く分かりにくさも感じる。
収容所が兵士でも訓練するかのようでなんともがな
男女混合の部屋で宿泊というのもさもありなん。(エロシーン不可避でストレートすぎる)

ただしそのあと脱出という流れは速い感

一巻冒頭に戻る…・・・・(ただし演出してこれ必要なのかが疑問)

愛美という謎ヒロイン 元カノがひたすらシナリオ引っ張る⇒このネタが咲くのは当分後になりそう。

RATSという組織
完結していないけどオチとしてこれはちょっと弱いかな。

シナリオもパッとした見どころが弱く、
キャラクター多すぎ(モブの数)
死者が続々なのであれですが、やはり登場人物の肉付けが物足りない。
出てくるキャラクターにもとくに魅力に感じる要素も無いので、どこを楽しんだらよいのかが見えない。

『無職強制収容所』というタイトルで矯正施設と『別の施設』に送られる流れも釈然としないが、
その結果があの脱出劇につながるのもイマイチ釈然としない。
洗脳とかの描写も、ちょっとホラーにしても適当過ぎないかねと思えて・・・。

3巻までで色々と話がダレてきている面は強い。

まだ閉鎖空間で話ひっぱる漫画だと監獄実験とかの方が読める内容だったりするのだが・・・。

無職を取り巻く社会

無職漫画というと、NHKにようこそ!かなぁ。殺し合いではないけども。
ただ何というかニート・無職とか社会問題として年々厳しくなる一方で、
ブラック企業では自殺者、
ブラックバイトでは大学生が学業に支障をきたしたりということで
本当働いても地獄。勝ち組でないと本当底辺だけが広がるばかりだ。

無職と収容

働く気が無いニートや引きこもりを社会が収容して強制労働させたりするのは非効率であることは言うまでも無い。
これは刑務所が物語っている。賃金発給に設定して労働させたとしても、「利益」と「損失」が適切に動かないのが現実の問題。

無職強制収容所という漫画では、人格入れ替えて社会に優秀な人物送り出すという舞台設定だが、
テロリストとの戦いになっていたり、これも既に設定破綻していないか?と思えてならない。
経済・税金だけの問題ではネタとして苦しいよなぁ。

現実の無職を皮肉るにもちょっと爪が甘いし、ただのネタでしかない漫画としか判断できない。

onnnagoe

東京都文京区の自宅で無職女性が死亡⇒容疑者は「進撃の巨人」を担当していた編集者|事件

無職強制収容所(漫画)

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