2010年9月15日の日銀の為替介入 日本の独断での金融政策

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サブプライムの時もリーマンショックのときも、為替介入しなかった日銀が今回は介入した。
しかも日本の独断での金融政策としての介入だそうな。
2010年9月15日の日銀の為替介入
2010年9月14日のFX日銀介入の際の値幅記録
先週のFX相場はこれが一番インパクトがあった気がする。

日銀の為替介入は正しいのか?

FX-20100919GBPとUSDの対円チャート
この政策が理にかなったものか?正しいものか?といったことはわからないにしても、今後のこれで底打ちとして上がるとは思えない。むしろまだまだ下値を探る余力のほうが強いような相場な気がするのは私だけではないとは思うものの、先週末までの動向としてはなんとか堅調に保ってはいるようだ・・・。
というか、介入直前のテクニカルチャートは「よーしあげる気力はないので、今から下げるぞー」といった印象のところで介入したタイミングのようにも見えたので・・・。年末まで保てても年明け崩れるパターンか・・それともジリ貧で下げるか。
どちらにしても思いっきり上げるには材料は無い気がするのでした。

その他の強烈なFXのニュースとしては

ただしこの後にも、強烈なものはおきた。
17日に某大手FX会社が誤発注・・・
1000人前後の顧客の取引分まで誤って執行

という記事を見て、ちょっと唖然となりました・・・。
実際のFX会社のページには人数や被害については詳細は記載されていないようなので実態や障害の原因などは発表されていないようですが。
http://www.gaitame.com/info.html

10日にも、実勢レートと大きく離れたレートを誤配信したらしいので、このことはちょっとおかしいということだけでは済まされない問題だとは思う。
いったいこのFX会社の中でなにが起きていたのだろうか?
被害は一部の人だけだったのかも知れないが、こういうことが簡単に起きているようでは、FXの取引の安全性という点ではかなり危惧してしまうことになってしまう気がする。
システム障害とはいえ、一度失敗して10日もたたないうちに再度問題が起きるとなると一体どうなるんだろう・・・。

ただ業務停止命令の期間の間であっても立てている「保有ポジションの決済」は決済注文は可能らしいです。
もうちょっとFX会社には、システムの堅強さと正確性には努めてもらいたいなとおもったのでした。

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