FX規制 金融庁の賭け 「 レバレッジ 」無制限→25倍へ
この記事なのですが、
一昨年のサブプライムローン問題に端を発して
昨年のリーマンショックと続いたアメリカ経済の下落で
国内の多くのスワップ神話を鵜呑みにしていた人の投資資金はロスカットにあったと思います。
ただ、この記事の問題はそもそも、
ロスカットを強制ロスカットの値よりも少ない
損失で逆指値を注文しておけば、回避できたことであるはずなのにも関わらず、
きちんとした『FXの投資』について何も学ぼうとせずに、安易な気持ちでポジションをぽんぽん立てている人の資産を守るというだけの動きであり根本的な問題は一切考慮されていない規制強化だと思います。
FXは危険?
『ギャンブル性の高い取引を制限するのが狙い』とこの記事には書いていますが
証拠金がすぐに消し飛んでしまうため、自然と逆指値のリスク管理が徹底するようになります。
逆指値は入れずにスワップ金利狙いで放置
↓
急激な下げで強制ロスカット で証拠金が2割程度で決済される
何も学ぼうとせずに、低レバレッジでFXをしているひとの方がリスク管理の意識は低いです。
ギャンブル感覚でFXをするのであればそれは既に投資ではないので、そういう人たちを保護する理由一切ないと思うのですが・・・。
むしろギャンブルを規制するという価値観ならば、確立の問題で言ったとしても宝くじやパチンコ等を規制したほうがよっぽどよいかと思います。
レバレッジ規制の要点
金融庁の狙いはどこか別のところに重きを置いている気がしてなりません。
ただ単純にレバレッジの最大限度を狭める規制をするだけでは、一切意味が無いと思います。
むしろレバレッジを用いた取引こそがFXの魅力であるのにも関わらず「25倍」という中途半端な数字を出してきたこの問題、
こんなことよりも、急激な下げで不当な価格で決済されたりするケースを極力無くしていったり、もう少し投資家の視点にたった規制をして欲しいものです。
今回のレバッジ規制は、FX業者もFX利用者にもメリットは一切無い国の規制であり、メリットを受けるのが誰なのかがいまいち明快じゃないことです。
小額資金で取引を可能にしている今のFXの形態を変えて欲しくないものです。
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