FXのロスカットの義務についての件が語られていた。

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FXの取引では、一定の消費金の割合が一定水準に達したら強制的に決済させられる仕組みが搭載されている。ロスカットというものですがこれはどこのFX業者でもそうなっている。しかしごくまれに証拠金維持率を下回ってマイナスになって破産する運命になるような例が見受けられていた。

ネットでの為替取引のロスカットに関して 国民生活センターのページより、

インターネットによるFX取引のロスカット義務

 本件は、インターネットによる外国為替証拠金取引(FX取引)を行っていた消費者がFX取引業者に対して、業者がロスカット・ルール*1に従った手続きを怠ったため、証拠金の返還を受けられなくなり、損害を被ったと主張して、その賠償を求めた事案である。

http://www.kokusen.go.jp/hanrei/data/201010_1.html東京地裁平成20年7月16日判決となっているものの、今年までの間にレバレッジ規制とか色々と施工はされているので根本的なロスカットへの危険というリスクは低くはなってはいるのですが・・・
現状(2011年)のロスカット比率は、全体のπとしては起こりにくい環境にはなってはいるはずなんですが・・

どちらにしても特定の条件化においてはロスカット時の義務が有効に働くか否かと、サーバーの等の機器的な設備と契約条件によるものだとしか判断できないわけですが・・・必要証拠金額の割合をきちんと守らせようとしている業者がどれだけいるんだろうかというのがまず疑問に思う。

そもそものFX業者の提示しているスプレッドだったり特定時間のチャートが業者間で差異がある状況下だったりしたのでこのあたりのことは改善されてるんだろうか・・・今年2011年だけでも3月のドル円において金融庁の介入だったり、先日も76円にのっかって介入するのかという動きがあったり昨日のスイスフランの下げだったりで、ここ最近の金融庁の為替取引のへの規制強化がうまく機能しているのかどうかというのはいまいち利用者として見えにくい部分もあるのですよね。

レバレッジ規制自体は全体的には強制ロスカットにあう可能性は引き下げれたのでしょうけど。変に悪い方向に規制されていないか不信感が残る部分は否めない感じがある。リスク管理は重要事項なんだけど・・・ひとまずこの国は利用者のレバレッジ規制しやがったからなぁ・・・。
ハイレバレッジでリスク管理を学ぶことも必要だとは思うんですが・・・。どうなんでしょうね。

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