ソニーの電子書籍端末

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ソニーにだって有る電子書籍端末
昨今電子書籍では、AmazonのkindleやAppleのiPadが台頭しているが、日本は以前からハード自体は販売していた。歴史としてはソニーが、1990年に発売している電子ブックプレーヤー『データディスクマンDD-1』なる物が存在していた。

ただし1990年というと、この頃は、家庭用ゲーム機でも任天堂のファミコンが、スーパーファミコンに移った時代でポケベルすら普及していない時代だ。携帯電話すら普通の代物では無い時代。ちなみにスーパーファミコンは、1990年11月21日日本国内での発売開始。
ゲームボーイが1989年4月21日という発売日なので当時の端末がどういうものかは容易に想像が付くのではないだろうか?
ソニーがゲーム事業を開始するのはもう少し先になる。

電子書籍端末のハードの展開事態は早かったものの、ソニーは日本で普及させることが出来ずにアメリカで電子書籍端末の販売を賭けた様子。ただ日本でもアメリカでもソニーが成功しなかったこととして挙げられるのはコンテンツを集められなかった事。


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ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型 Wi-Fiモデル ブラック PRS-T3S/B

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  • Kindle Paperwhite 3G(ニューモデル)
  • 楽天koboイーブックストア
  • Reader Store – ソニーの電子書籍ストア
    http://ebookstore.sony.jp/
  • 電子書籍の端末を作るハードはあっても、重要なコンテンツを集める力が欠如していたことが敗因になった。
    このことは、アマゾンがKindleを展開する2000年代になってから気付く事になるわけですがソニーがアマゾンの後を追うには既に遅い。
    この時点でもappleはストアの運営で儲けて、サムスンはハードの販売だけで儲けていることから考えるとソニーの電子書籍端末の開発は明らかに失敗しているとしか感じない。
    その後ソニーは北アメリカの電子書籍事業は楽天に売却する事になった。
    ただし日本のソニーが運営するリーダーストアは残っている。ただし北米での撤退を気に日本国内でも不安が残っていた為PlayStation VitaやPCでも閲覧できるようにするという方向を示した。
    ハードとして優秀なソニーの端末でもメインになれなかった事はいくつかの要素があるにしても今後普及するか否かは謎である。
    現状、インターネットにアクセス可能なメジャーな端末が、PC、スマートフォン、タブレット、ゲーム機等に家電なども比較的繋がるようになってきた中で今後も激化していくとは思われるが、アマゾンか、Appleか、Googleか、楽天等がいるなかでソニーの立ち居地は弱い気がする。

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