薬膳ラーメンというとあまり味に関して良いイメージはないのですけど、大手餃子チェーン店が販売している商品がどういうものか気になったので食べに行ってみた。

今回食べた薬膳ラーメンについて。

餃子の王将の薬膳ラーメン「辣菜麺」と書いてラーサイメンと読むらしい。2022年7月から販売している商品。

薬膳ラーメンというには、中華料理専門店が「薬膳ラーメン」を作っているメニューのように、薬膳っぽい独特な匂いとか味はないし、辣菜麺 (ラーサイメン)に挽き肉は結構入っていることと辛いスープに各種香辛料と色々な野菜でどうしても担々麺の方が近い印象があった。胡麻とかの存在は感じませんでしたけども。

辣菜麺の価格は、単品755円(税込830円)　

動画
1. 食べた感想

動画

Ra-saimen　
hot spicy noodles
Szechuan dish of noodles covered with a sauce of sesame paste and chili oil

食べた感想

辣菜麺を提供されてふわっと辛みが効いた匂いがするラーメン。上にそこそこ具材の野菜が盛られている。前回の野菜煮込みラーメンほどの具量ではない。

麺: 辣菜麺の麺は、餃子の王将の黄色い細麺。特段餃子の王将の麺は、抜きんでてうまいと感じた事は無いんですけどスープの味が強いのばかり食べているせいだろうか?醤油ラーメン食べたらもうちょっとハッキリわかるのかな。世の中的には評価高い感じがしますけど。※最近チェーン店のラーメン避けていたので現代のラーメンチェーン店の麺品質がどの程度の水準なのかが全く当方には分からないのでした。
スープ: 四川山椒と香味ラー油と胡麻風味などと謡っていましたが辛みのあるスープ。茶色っぽいスープは、辣油が浮いているわけでもない。輪切りになった唐辛子がちりばめられている。個別の香辛料の特徴はハッキリとは分からない。五香粉(ウーシャンフェン)なども使われているらしい。
スープ本体に動物系の旨味がとかいうものではなく、ブレンドした味噌スープに、辛みが結構加えられており食欲をブーストさせてくれる。スープの味が云々というものではなくこういう独特なコクの有る辛みのスープとしか言いようがない。比較的好きな辛みの味。歴史的な薬膳ラーメンというイメージよりも、最近の新路線系の担々麺とかのラーメンスープというのが近いのかな。
noodles house 錦鯉の紅蓮地獄坦々麺(担担麺)｜錦糸町のラーメン屋
具: 具材の野菜は葉物が多く大きめなのは青梗菜。濃い緑色の葉野菜はニラなのか結構細かいカット。

細かく刻まれたネギ。小さく椎茸が二切れ入っていた。他にモヤシやタマネギっぽいものと野菜の種類がわりと多いことも特徴でした。

残念だったのは白っぽい野菜が長めなカットの物が目立ちやや食べにくかった程度。

スープの適度な辛さで野菜が良く食べれる。挽き肉も適量入っている為、チャーシューなどなくともたんぱく質の物足りなさは感じない。

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チャーハン(ジャストサイズ)300円

追加でチャーハン。異様に炒飯が食べたくなりジャストサイズを注文した。餃子の王将のチャーハンは抜きんでてうまいとは言わないけど中華料理店で出すチャーハンとしては一般的な定評な味なんだろう。
このジャストサイズのチャーハンは300円の小サイズとはいえ、肉もそこそこ入っていたので割と印象は良い。
途中で辛みの為なのか食欲増進したので、
炒飯まで食べたことにより相当満腹。その後少し歩いたら腹が痛い程度にお腹パンパン。

店舗のチャーハン食べるの何年前ぶりだろうと思ったら栃木県小山市のラーメン屋和風ピンポン竹末で食べて以来の店で食べたチャーハンだった気がする。普段外食でチャーハン食べたい衝動に駆られないからな…。あとチャーハン販売している店にめったに行かない事も大きいですけど。※炒飯が嫌いなわけではない。

現在の胃腸の状態だと餃子の王将ではラーメンだけで満足量です。※一時期のように二郎系ラーメン食べれる体力も気力も元気も健康体でも無い。

食べ終えて1時間くらい経つと結構腹に重い。辛み成分が結構胃腸に響く。動く可能性が多い昼間に食べるのは不向きかな。
辣菜麺を食べるタイミングは夜がおすすめかもです。

会計

今回の値段

辣菜麺 (ラーサイメン):830円
チャーハン(ジャストサイズ):300円

計 1130円でした。

ラーメンでチェーン店でご飯もの付けて1000円越えは高くついてしまったな。チャーハン注文したことは少し後悔してしまった。もっと麺類でも安い物の時にチャーハンを試すべきでした。

ラーメン比較

チェーン店のラーメンで、税込830円は高めな部類な感じはしますが、具材の構成と辛みが利いたスープなので味は好印象でした。恐らく個人経営のラーメン店で辣菜麺 (ラーサイメン) 再現しようとしても1000円未満で販売することは不可能でしょうから。
ボリューム感だと野菜煮込みラーメン640円の方が、野菜量で考えてもお得かな。栄養価的にはどちらも未知数。

餃子の王将の、野菜たっぷり五目あんかけタンメン税込750円を食べてみたかったが最寄りの店舗『餃子の王将京成曳舟駅前店』では取り扱っていないのが痛い。公式サイトの全メニューが販売している店知りたい。

餃子の王将公式サイト

【7月1日より】辣菜麺 (ラーサイメン) 新発売!!

当社は、2022年7月1日より「辣菜麺」を新発売します。高まる健康需要に応えて開発した「カラダにウマイ」薬膳ラーメンです。

野菜の旨味と香辛料をベストバランスでアレンジした、餃子の王将の薬膳ラーメンをぜひご賞味ください。

https://www.ohsho.co.jp/info/2022/post_73.html

餃子の王将が何故この商品を、薬膳ラーメンと銘打って販売したのか疑問符は残る。