エックスサーバー株式会社が運営しているワードプレス専用のレンタルサーバーサービスのwpX(ダブリューピーエックス)について、
『ここがだめだよwpX』2015年12月時点評判というか私的な評価について。
wpXというサービスの『ここが駄目だよ』という点を上げたい。
wpXと他サービスとの比較
wpXに対向できるサービスとしてはSOVAを挙げたい。
SOVAだと独自CDNや、SSL導入が可能なサービスだ。
プランが安いものがないのがデメリットですが、それでもほぼwpXと転送量のプランと価格は同等程度です。
デフォルトならスペックはSOVAの方が機能は優れている特長。
ただし有料プランはちょっと高め。
30万PVで月2000円でPaypal決済という手間。(クレジットカード決済はありますが毎月都度入力必要)
それ以上のプランは月額1万円(300万PV目安)だったか。
2016年2月時点ではSova WP一押し。
ただしwpXも、色々と微妙なバージョンアップは多いしも導入価格500円台(10万PV)は安いので利用価値が高い。
スペックで考えると、Sovaの方が機能性は高く見える。
wpXの特徴
ここではwpXクラウドを前提とした仕様について。
(wpXのレンタルサーバーはプランアップが無い為割愛)
メリット
WordPressのデフォルトでThemeと基本プラグインで、設定すると表示速度は早い1秒台。
PHP7を搭載するなど仕様変更の搭載も早い。
独自のキャッシュ設定などWordPressに特化したオプションが色々と有る。
データベースのバックアップが過去14日分有料だったものが無償で取得可能になった。(定期的にデータベースのバックアップとらなくてもよいのは手間が楽)
デメリット
2015年だけでもhttps化を推し進めるサービスやGoogleの発表が改めてあったのにも関わらず、wpXは他の仕様変更だけ推し進めておりSSL導入の搭載はいまだ無い。
『OPcache』搭載しました!!とかいわれてもピンとこないのであります。
ひとまず搭載して欲しい機能の優先度と、対応の姿勢が、Sovaに劣っている。
※2016年8月からSSL対応。
転送量とかHDD容量よりもデータベース容量追加してほしいくらい。
正直WordPressだとHDD容量よりもデータベース容量を消費するので、
HDD容量の一部でもデータベース容量に割いて欲しいくらいである。
wpXでSSL搭載が遅いのは何故?
wpXには期待したいのですが他社サービスが、例:https://admin.sova.sg/ja/plans
SSL導入可能になっていたり、マルチサイト(サブドメイン含む)作成が可能になっている現代、WPXの魅力が弱くなってきた気がします。
http://x-blog.jp/archives/1509
9ヶ月前に、社長ブログに書き込んでいたのに、その後搭載されていないので、wpXの管理画面の仕様の問題なのか、SSLの導入設置は、通常のレンタルサーバーと相当異なるのか疑問視してしまう。
クラウドフレアでも無料SSL導入できるようなのですが、エックスサーバーに設置しているドメインで、試してみたのですが、うまくいかないので
多分wpXでも無理なのだろう・・・。
(CloudFlareの有料プランだと、どうなるのかは試していませんが)
Googleは同一のサイトでhttpとHttpsがあればHttpsを優先
HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
今回の取り組みにより、ウェブの安全性がさらに高まることを嬉しく思います。Google 検索結果で HTTPS ページを表示することにより、Google では、セキュアでない接続を介してウェブサイトを閲覧してコンテンツ インジェクション攻撃を受けやすくなるリスクを減らしたいと考えています。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/12/indexing-https-pages-by-default.html
Httpsを優先して登録するという記事ではありますが、
https>http
httpsが優位であることは明確なので、
他サイトと比較する上でもSSL導入したほうが
メリットは今後も一層大きくなると考えられる。
エックスサーバー株式会社内のサービスでも異なる
レンタルサーバーサービスの『エックスサーバー』だとSSL導入可能なのにWPXでは利用できないという欠点。
正直SSL導入するなら、wpXじゃなくてエックスサーバーの方がお得に思えてしまう。
一層シンガポールに本社を置くWordPress特化のサービスの『SOVA』にでも移行したくなる要素なのでした。
wpXが、このままだと確実にSovaに流れるだろう。
2016年2月時点ではSova WP一押し。
追記:
※追記2016年10月時点では、設定次第では、
wpXが最も表示速度が速く、無料SSLが使えるので、wpXクラウドでサービスは大満足です。
WordPress 高速化&スマート運用必携ガイド
WordPressは、その仕組みから一般的なWebサイトと比較して反応速度が遅いと捉えられがちです。
しかし、実際のところはそうではなく、
遅さの原因は作り手側の問題であることがほとんどなのです。
この表示スピードが遅いという誤解を解くべく、HTMLやCSS、JavaScriptといった
フロントエンドの面、そしてWebサーバやPHP、MySQLサーバといったバックエンドの面の双方から改善手法を解説しています。著者: こもりまさあき,岡本渉 出版社: エムディエヌコーポレーション 発行日:2012-03-16
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