仮想通貨取引所コインチェックのNEM騒動

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コインチェックという仮想通貨取引所からNEMという通貨が引き出された騒動の内容を調べてみた
時価、580億円分物NEMという仮想通貨が根こそぎ奪われた問題。(5億XEM以上の仮想通貨)
既にNEMが、コインチェックから外に送金済み。

NEM(ネム)というのは仮想通貨の1つの種類です。中国語圏発祥の仮想通貨。
nemの取引所は日本では、ZAIFかcoincheckくらい

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技術的な問題と運営の問題点

判明しているコインチェックの比

  • マルチシグ(秘密鍵を分散管理)を設定しておらず
    シングルの秘密鍵だけで照会を通す仕組みを利用していたこと。
    ※NEM財団は、マルチシグ対応をすべきだと通知している。
  • ※複数の鍵で運用することが推奨されていたのに、 coincheckは、1つの鍵で運用していたということ。

  • NEMに関してはコインチェットはコールドウォレットは利用していなかった模様。
    常時インターネットに繋がっている状態で運用

上記のことは、会見でセキュリティーに問題が無いと言っていたことと矛盾している。

流出の原因はハッキングによるものなのかどうかというのは会見時の発表では調査中とのこと。
痕跡は見つかっていない模様。

利用規約ではコインチェックは一切の損害を補償しないとも記載されていることから非難の対象となっている。


CMをバンバン流しておいて今回の580円も奪われる騒動は、叩かれる要素としてCMに出ていた芸人の出川哲郎氏がネタとしてSNSで拡散されるに至っている。
会見後は社長の顔キャプチャ画像をいじったものに変化したようですが。

セキュリティー対策・技術の対策が万全でなく盗まれたのだから
coincheckに批判がどんどん出るのは当然のことである。
[char no=”1″ char=”ぬふふ”]お金を預け入れする会社の技術的な対策が他のことの方が優位度が高かったため行っていなかったというのは愚かの骨頂。
これは最低限度のことを怠っていたので故意だろうと勘ぐられても仕方ない。[/char]

日本円も出金停止

1/26 16:33 追記

現在、JPYを含め、取り扱い通貨全ての出金を一時停止しております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2018年1月26日12時ごろにコインチェックからの出金停止の措置を運営が取った。
結果としてcoincheckから現金の出金が出来ないため、coincheckに現金が留保されることとなった。

済んでいない仮想通貨交換業登録

コインチェックは、仮想通貨交換業登録を済ませていない。
現在申請中とのことですが、いまだ通っていないことがどういう理由なのかは不明ですが、
今回の騒動があったことを考えると、しばらくコインチェックからは出金・送金が大々的に開始されると予想される。
ビットコイン(Bitcoin)について解説する。

coincheckの預かり資産は数千億円規模とみられている。

リスク

盗まれたものが返ってこないリスク
仮想通貨はその後の行き先のアドレスは辿れても、それを返してくれと盗まれた人に戻すことは不可能に近い。
送金されたルートの個人を特定することも困難であること。

日本の仮想通貨取引所がハッキングされて通貨を奪われた事案としてはマウントゴックスの過去の歴史がある。
これは結局破綻した。
仮想通貨のトラブルでは2014年のビットコイン取引所のマウントゴックスは、約470億円を消失させたのを今回のコインチェックは超えて過去最大の被害額となる。

ビットコインとマウントゴックスの事件の内容解説
この時もその後の 仮想通貨の価格は軒並み下げることとなった。

自動追跡プログラムの開発を開始

2018年1月27日 ネム財団が流出資金の自動追跡プログラムの開発を開始するとのこと。

登場人物3ぬふふ

今回の騒動は、coincheckを使っていた人もちょっと浅はかなのではと思えること。
以前からcoincheckに対して危惧する声は、いくつか上がっていた。
今回マルチシグを採用していないことと、常時接続しっぱなしで運用されていたことからも、もうちよっと内情調べるべきなのではと思えて仕方ない。


出川哲郎という芸人でCM流す仮想通貨取引所って時点で使いたくないですけどね。

もし利用するなら、仮想通貨交換業者としての登録している業者が無難に思う。
Zaif
(登録番号00002号)
遊び程度にお金突っ込んで塩漬け保有するのが仮想通貨は鉄板だと思います。
この辺りでも、どこがお勧めなのかは十分吟味する必要がありますけども。

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