プロゲーマー たぬかなという人が動画で暴言炎上したことで選手契約解除されたという話題について。
身長が云々ではなく圧倒的に「人権」について軽く発言したことがあだとなっているよなという問題。後はゲームというものに固執した土俵がこの発言招いて自分で墓穴掘る形となったんだろうと思える。
契約解除
【プロゲーマー「#たぬかな」 暴言炎上で選手契約解除】
eスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming」は公式サイトでたぬかなさんの契約解除を発表
「不適切な発言と姿勢は決して容認できるものではなく」
たぬかなさんは16日、Twitterで身長170cm未満の男性への不適切な発言を謝罪#ABEMAエンタメ
— ABEMAニュース (@News_ABEMA) February 17, 2022
プロゲーマー「たぬかな」 暴言炎上で選手契約解除
ABEMAエンタメ | 最新ニュース
https://abema.tv/video/episode/89-116_s15_p2369
経緯
ウーバーイーツの配達員の話題から、チビといい、170cm代未満の人に対して「人権ない」と主張したらしい。
人権がなんで燃える燃料となったのかをこの人が正しく理解していなかったのが致命的な欠陥だといえる。
プロゲーマーのたぬかな選手について
CYCLOPS athlete gaming は、大阪を拠点としているFPSや格闘ゲームを中心に幅広いジャンルで活躍するプロゲーミングチーム。
たぬかなが所属するeスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming」が17日、たぬかな選手との選手契約解除を発表。
「たぬかな選手の配信中における不適切な発言と姿勢は、決して容認できるものではなく、選手契約解除という判断に至った」と説明した。
スポンサーのレッドブルは公式サイトの選手のページを削除
公式のリリース
「たぬかな」選手との選手契約解除のお知らせ
当社は2022年2月17日をもちまして「CYCLOPS athlete gaming」に所属する「たぬかな」選手との選手契約を解除いたします。 2022年2月15日の「たぬかな」選手の配信中における不適切な発言と姿勢は、当社として決して容認できるものではなく、選手契約解除という判断に至りました。当社は、いかなる差別的・侮辱的な行為や言動・SNS等での発言も許されるものではないと認識しており、すべての人にとっての多様性を大切にしております。
https://cyclops-osaka.jp/news/2022/1646.php
ツイート
プロeスポーツ選手として、また社会人としてあるまじき発言をしたことについて深く反省し、皆様を裏切ってしまったことについて、深くお詫び申し上げます。
— たぬかな (@kana_xiao) February 16, 2022
私の配信中における発言は、決して許されないものであり、自分の認識の甘さが招いたことであると重く受け止めております。
この件により皆様を失望させてしまったことについては、弁解の余地もございません。— たぬかな (@kana_xiao) February 16, 2022
日頃より応援してくださるファンの皆様、Red Bull様をはじめとするスポンサーの皆様、この度は私の身勝手な発言により、不快な思いと多大なるご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。
— たぬかな (@kana_xiao) February 16, 2022
再チャレンジは可能か?
プロゲームがどういう業態なのかは不明ですがeスポーツとなったら、ヒールは成り立たないだろう。ゲームメーカー、スポンサー、配信するサービスや会社、イベント会社等、様々な企業が絡む為、プロゲーマーが所属する事務所またはゲーマー本人が一人で戦えるビジネスではないのだ。スポーツは公平性がもとめられるため、興行収入で稼ぐような格闘技のように悪役ヒーローなどは存在しない。スポンサーありきのビジネスで、ガチ炎上発言するような人物をよいしょして、宣伝効果がなりたつかというと難しい問題だろう。
人権という問題
ゲーム内で気軽に使う、うまいとか下手という前提において「じんけんがー」とか軽く抜かすことと、www(ワールドワイドウェブ)上で発言する言葉では意味が違う。たまに生配信や、SNSなどの書き込み、ツイートのリプライ、コメント欄などに上から目線の物言いで軽く書き込むアホがいますけど、世界に見える状況で配信することは、仲間内の会話では済まされないということを正しく認識できていないと言える。
こと人権に関していえば、各地の紛争やら弾圧などで近年でも度々問題視されている。国際的な重要な問題だ。日本国内においても外国人などの問題が度々とりざたされる他各種マイノリティーの潜在的な問題や、少数者の問題なども根深く残っている。
「人権がない」という物言いは、単に「身長がいくつ未満は人権が無い」というだけの話ではない。人権=尊重される当たり前のものであることが欠如している時点でお前何様だよと突っ込み返されるのは必至なのだ。
平均身長
日本人男性の平均身長は160cm代というデータが有る。このことから、プロゲーマー たぬかな という人の発言は過半数の男性のゲーマー人口を敵に回したと言える。そもそも慎重にこだわり見せるのはまだ個人の自由ですがそれに該当しない人への暴言というのは如何なものかと思える。
若者男子の低身長問題
「若者の給料」と同様に、30年間伸びていない「若者男子の低身長」問題
以下は、1900年(明治33年)からの16歳の男性の長期身長推移が表したものである。終戦直後、食料不足の時に平均身長は一時期的に低くなったが、戦後「日本が豊かになっていく」時代の中で身長も大きく伸びた。ところが、その伸びも平成に入ったあたり、ちょうど170cmに達するあたりで止まってしまった。以降30年間、ほぼ伸びていない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20220217-00282462
この記事見ていると、低い身長の男性をこけにするというのは、なんつーうか古いコンプレックスがあるのかなとしか感じない
問題点
侮蔑発言はおいておいても、プロゲーマーという仕事が現在は、客商売というよりもファン商売なんだよ。ほんの一部の太客だけで、売り上げ莫大に手に入れれる商売で太く長く生活できるビジネスならまだしも多数の客に反発されたら首が回らなくなるのでは、そもそも成り立たない。個人で回している商売ならまだしも所属組織があったうえで契約していたうえでの問題発言だからしそりゃぁ解除されるのも当然ですしなんというか大の大人(29歳)が行う発言ではないよな。
市場規模と影響
eスポーツもとい、プロゲーマーとかいう市場はニッチな産業なんですよね。そもそも日本においてメジャーですらなく賞金額や社会のニーズも小さいものだ。ゲーム産業はハードの売り上げとかで考えると大規模化もしれませんがそれは世界規模での輸出あっての売り上げだったりするため、日本国内の少子化の一途におけるゲームへの期待値はそもそも低い。
大炎上たぬかなと同チームのプロゲーマーも
同じように侮蔑発言が問題で契約解除。
同じチームに所属する別のゲーマー兼マネージャーKbaton(コバトン)2月18日付けで契約解除
同じチームに所属する別のゲーマー兼マネージャーKbaton(コバトン)についても、2016~17年にTwitter上で障がい者や同性愛者への差別的な暴言を連発していたことがネット上で拡散され、チームを運営する『ブロードメディアeスポーツ』は同選手についても2月18日付けで契約解除したとチームの公式サイトで発表した。たぬかなが炎上したときも、「俺の所属チームで草」「こんな大事になるとは思わんかったわw」と他人事のようにツイートしていたが、自身の暴言が次々と告発されると17日までにアカウントごと削除していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a68a83a16893b5576cb92047e7c4a7d156ec386e
たぬかなが炎上したときも、「俺の所属チームで草」「こんな大事になるとは思わんかったわw」と他人事のようにツイートしていたが、なんというか呆れる。自分は何様だと勘違いしていたんでしょうね。たぬかな同様プロゲーマーの勘違い度合いが一般人のそれとはかけ離れている天狗度合いがにじみ出ている。
続いて発掘されるゲーマーの不適切発言
「ゴキブリかよ害虫潰すぞ」大炎上たぬかなと同チームのプロゲーマーも不適切発言の過去、所属先が回答
さらにネット上では、同じチーム所属のAyagator(アヤゲーター)の過去の暴言ツイートが問題視され、非難の的になっている。同選手もKbaton同様、2018年に障がい者や同性愛者などへの差別的な暴言を多数ツイート。 また彼から見て理解度が低いと感じられたTwitterユーザーに対しては、「お前TL流れてくんの目障りだわゴキブリかよ害虫潰すぞ」「クソ雑魚日本語覚えてからツイッター始めろや」 などとも投稿していた。
https://www.jprime.jp/articles/-/23273
ゲーマー文化の問題
ゲームの中で又はゲーマー同士の会話の発言と、公的な世界に見られる生配信やSNS上での発言であっても、ゲーム脳のまま会話しり投稿することがこの問題につながっている。
侮蔑や差別的発言に関して仲間内の会話ですまされないし、文化が違うとか抜かすことも出来ない問題だ。
大の大人がこういうスタンスをとっても支持されないということすら理解できていない人たちなのだからプロゲーマーという層は滅びの一途だろう
eスポーツ途上国日本
eスポーツが所詮仮想の『ゲーム』の域を出ないのは子供の遊び程度の悪い麺が強い。オリンピックの種目になんて話もあったがこんな程度の低い遊びをプロだとか競技として認め蹴るほど成熟していない。メーカーの著作権とかゲームタイトルに縛られる問題も大きい。将棋とかのように著作権がないようなものではなく、メーカーが牛耳っていることが壁として今後も存在しつづけるのだろう。
プロスポーツ・アマチュアスポーツが「高貴なものでも決してない」ことも重要。
疑問点
今回の騒動で分かった事として、別の所属ゲーマーに関しての契約前の問題発言に関しては今回の問題に該当しないとして契約解除は行わない姿勢でいるととれる発言が報じられている。これってプロゲーマーと言う人たちの立ち位置について首を絞める結果になりそうなんですけど、契約する前に人柄について事前の下調べが弱いのでは?としか思えない。
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