ラーメン発見伝 全23巻はらーめん才遊記の前作品だ。屋台でラーメンを提供しているサラリーマン「藤本」が主人公の話。ビックコミックスペリオールで2000年~2009年まで連載されていた漫画です。
やっていることは、らーめん才遊記とさほど違わず、ラーメン店の主人の悩み解決していく話が主体で時に会社の商品開発のために、ハゲと競い合う形の流れの2通りが主軸のシナリオ。続く作品が、数少ないラーメン漫画。らーめん才遊記全11巻らーめん才遊記もラーメン尽くしの内容ですが、ラーメン発見伝も当然ラーメンばかりの話でした。
コミックス
上司の栄転祝いのため、評判のラーメン店「高津家」を訪れた藤本。ところが、出されたラーメンを一口食べた彼は、「まずいッ!!」と大声で叫ぶ。当然、店の主人に目を付けられてしまうが、藤本は謝るどころか、自分ならもっと美味いラーメンを作ることができる、と豪語し……!?
- 原作著者: 河合単
- 漫画: 久部緑郎
- 出版社: 小学館
- 発行日:2000-04-26
Kindleで全巻購入可能です。1巻当たり200ページちょっとのボリュームですが、台詞の文字数多いので1巻あたりのボリュームは漫画としては多く感じる。
気になった話
3巻の、豚肉を塩漬けして冷蔵庫で寝かせて水分を抜いてチャーシューを作るという話の回行列店の解消方法のネタの話。
5巻のつけ麺。(冷やしラーメンなどとの比較)
ラーメン発見伝を読んだ感想
ラーメン発見伝を読むと、スープ・麺・ラーメン店のあらゆる知識が面白く描かれているのでラーメンに関する知識を深めるには面白い漫画だと思う。書いている内容はラーメン雑誌などと類似するネタも多い面はありますが、地方や海外の料理との比較など様々なラーメンだけに捕らわれずにラーメンについて語られているシナリオは実に面白い内容になっている。ラーメン発見伝だけで23巻あり、さらに続編にらーめん才遊記全11巻と続いているので、この原作者のネタの広さには驚くばかりだ。