「好きを仕事に」
趣味を仕事にするというパターン。
例えば、
何かしら仕事を決めるきっかけとなるのが「好きだから」「憧れがある」などだ。
果たして好きというだけで仕事にするにはプラスになるのかという問題。
大体の場合は理想と労働の実態が乖離していて挫折することが殆ど。それでもなおしがみつくのは大抵の仕事ではそれしか道が無いと洗脳される人が大半。
現実の仕事においての乖離
好きな仕事のジャンルで会っても雑用やその他の付随業務が多いことが多々。
実際にやりたくない作業を担当させる部署に配属されるなど思うようにいかない事も有る。
「やりたくないことをやっている」これは仕事というものには、負の面もある
仕事の内容が、料理だったとしても
仕入れ・仕込み・掃除・接客・配膳・会計・etc
色々な仕事があって成り立っている。
何か一つの作業に没頭できる機会の方が少ない。
好きでも続かない仕事
仕事は好きでも続かない・やる気が出来ない、こういう事例の要素。
- 嫌いになるというのは人間関係など他の要素に起因することが多い。
- 仕事の内容
好きな仕事のジャンルであっても作業内容が予想したものと異なる不一致 - 金銭(給与が適切か)
残業代が支払われないなど。実態の労働時間で割ると最低賃金割り込むなど - 業務体系(勤務実態)
超過勤務の労働などで精神・健康を害してストレスが積み重なると泥沼にハマる - 人間関係
上司や同僚と気まずい空気になると一気にダメージが出やすい。 - 労働法が守られていない
残業過多や有給休暇が取得できない職場などブラックな職場はそもそも健全だとは言えない。これは辞めたくなるのが正常であり辞めない人はバカだと言える(搾取されているのに気づけないのは洗脳され切っている)。 - そもそも環境が悪い
パワハラやセクハラなど仕事と直接関係が無い問題
金銭問題
好きな仕事でも安い給与だったりすると嫌になってくる。
超過勤務でも薄給だったりブラック労働だったりすると精神を病むリスクも高まる。
やりがいはあって仕事自体は充実していても金銭の問題は、転職するにも縛り付ける鎖になる上に、生活のクオリティーも下がる為悪循環に陥りやすい。
サービス残業や割り増し賃金が支払われない事は不正なことであり、支払われるはずの給料がもらえないというのはネコババされているようなものだ。
そんな経営者の会社で働き続けるのは奴隷だと自分で認めてしまうようなものなのだ。
嫌いな事でも好きになれる(割と続けられる)仕事
本当は好きではなくても意外と長続きする仕事がある。
- 給与が高い
勤務時間は短くて重労働ではない。⇒それでも手取り給与額は他より良い - 仕事内容が楽
作業の内容が正確にマッチしていたり、他の仕事と比較しても精神的・肉体的に楽に感じる内容 - 職場環境が良い
職場の人間関係にストレスになる問題は無い
仕事が続けられないというのは単に職場が有っていないことが多い。
ビジネス
- 今やっている好きなことを、ビジネス(仕事)に出来る人は稀有。
- 好きなこと(ビジネスとして存在している)を仕事にすることは割と可能。
しかし好きなことを仕事にしてもそれでハッピーになれるとは限らない。
料理人になっても客の評価や店の評価は口コミサイトで多数評価されることになる。
クリエイターや作家になってもレビューなどの批判に晒されるしWEB上では様々な辛辣な評価が飛び交う。
今の時代は好きなことで稼ぐというよりも別の要素の方が重要になってしまっている印象は強い。
コンビニオーナーの苦境の実態|フランチャイズの事例
好きなことで、生きていく:動画の場合
「好きなことで、生きていく」と謳ったYouTubeの動画が有ったりしましたが、
好きなことで生きていくためには稼ぎが必要だ。
収益が発生しないと、生きていくことは出来ない。
好きなことで、生きていくYouTube
ユーチューブの動画投稿に関しては色々と問題が有る。
動画配信者と顔出しのリスク
はじめしゃちょーのストーカー被害は他人事ではない問題だ。
クリスマスに人気YouTuberはじめしゃちょーにストーカーで29歳女逮捕
10代・20代一人暮らしの女性だと対処できないどころか事件に発展する危険性も有る。
万一 一人暮らししている女性に対して、ファンやアンチがしつこく自宅に訪れるようになったりしたらそれこそ精神やられるだろう。
住所特定は、割とSNSの写真や生活圏のルートで固定できてしまうために、顔バレしている動画配信者にとっては致命的なリスクにつながる恐れは大きい。
男性でもリスクは有る。嫌がらせ行為などは住所が特定されると起きる可能性は有る。
女性ほど顔出しすることがリスクだと気付けていない人は、世の中甘く考えていると思う。
実際嫌がらせやスートーカー行為を受けても被害を警察に届けたり、告訴するに至るというのは実に時間と体力削がれるので割に合わない。しかし世の中には粘着な人は一定の数湧いてくる可能性が有るという事。
海外だとマフィアを煽る発言した人が殺害される事件や、
SNS通じたストーカー被害など様々な事例が起きているが、日本に関しては極端な事件が起きていないから安心していると、リスクがどういう事例に起きうるのか知らないと危険なことについての予測が鈍くなるだろう。
ユーチューブの動画収益化の壁
顔出し配信は知名度が高くなるメリットの反対にストーカーなどの被害に合うリスクを伝えましたが、そもそも動画を収益化することだけで儲けようとするには根本的に不利な面が有る。
- チャンネル登録者が多いことが、再生回数に直結している面が強い。⇒膨大な数のチャンネル登録者が作れないとそもそも大金は稼げない。
- 収益の基準も不透明であることからどの程度でいくらの収益化が定まっておらず、不透明
- 運営のさじ加減で収益化の基準が変更になる
「一部の広告主に適していない」という表示 YouTubeが収益化の条件を厳しくする気か?
まとめ
「好きなこと」よりも「稼げること」の方が要素として大きい。
「稼げること」よりも「稼ぎ続ける事が出来ること」の方が継続して従事しやすい。
「好きな事」よりも「働きやすい」ことの方が長続きしやすい。
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