ベネッセの被害が2300万件と増えて、その後半に発覚した数百万件と同時にクレジットカード情報なども漏れていたことが可能性として懸念されている。
被害の賠償額は200億円とも言われているが、個人情報が漏れたことで歩スティングやダイレクトメールが増えたりすることで不気味に思い転居したりする場合は、損害賠償起こしたりする人も出てくるのでは無いだろうかとすら思えてしまう。
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ベネッセの対応
ベネッセの原田氏「正社員であっても派遣社員であっても、セキュリティへの責任は同じでなければならない」と。だったら全部正社員で業務した方が良いと思うぞ。待遇が違って責任は同じというのは現実的にメチャクチャじゃないか。
— 大島栄二 (キラキラレコード) (@kirakiraohshima) 2014, 7月 17
この発言が事実なら無謀。急場で雇い入れた兵士に、国家の軍人と同等の労働や義務をしいても同様の効果が得られないことは解りきっている。
しかし安倍政権や大企業は、派遣社員や非正規雇用を増やしてその人たちに正社員と同等の労働をさせようとしているのが現実だ。
「セキュリティへの責任」という点で部外者である派遣社員に正社員と同等のアクセス権を与えないと業務が回らないのであれば、全員正社員で雇用するのが本来の仕事のはずだからだ。
医者が緊急の雇い入れの主治医ばかりの病院があったら行きたいとは思えないし、料理屋だって、どこぞのFCみたいに、アルバイトしかいない店舗だけだったら食べたいとは到底思えない。(むしろ現在の外食産業は無責任とも言える。)
今後も類似事件は増える
過去にも情報漏えいでは、ソフトバンクの出来事が致命的な出来事としてはあったがあれは確か500万件だったはず。wikipediaの「Yahoo! BB顧客情報漏洩事件」を確認すると2004年2月27日の事件で、450万件となっていた。ちなみにあの事件は、『ソフトバンク関連元社員』ということで被害額は100億円とのこと。
ベネッセの被害額は200億円ではすまないだろう。むしろ会社として立ちなおすには会社のイメージは失墜している事件が他にも起きている。
今後も非正規雇用を増やせば同様の事件はたくさん起きることが考えられる。むしろ、秋葉原通り魔殺人事件⇒農薬混入事件なども非正規雇用の犯人だったことを考えると、非正規雇用⇒犯罪者予備軍という視線が向けられないか怖い。ある種深刻な格差社会の到来だと感じる。
片方で新卒で内定が取れなかった大学生が自殺していたというニュースも存在していたりしたことも考えると、致命的な社会の問題だと思う。
その他派生した事件
ベネッセ顧客情報漏えい事件 便乗した不審な電話に注意呼びかけ(14/07/23)
このような事例も起きているらしい。
もしもこれが漏れた名簿からの電話であった場合は、こうなってくると被害額は更に拡大しそうな懸念がある。
今回の事件のように一度広まった個人情報は回収したり削除することは間に合わない可能性が大きいので信用やダメージは計り知れないものがあると思う。
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