ゲームが無料で当然か?

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ゲームが無料で当然か?という話題について一言。

    ゲームは、

  • ゲームデザイナー
  • イラスト
  • 脚本
  • プログラマ
  • 音声
  • 様々な人が居ないと作れない。当然作るには、人件費がかかる。

  • オンラインゲームだとサーバー費用が掛かる。
  • 当然無償で提供するには変わりの収益化方法がないと無理ですよね?

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無料ゲームの収益化パターン

    無料で提供するオンラインゲームのパターンは数種類しかない。

  • 基本無料・アイテム課金
  • 月額課金。
    お試しフレイ期間有りの、残りは有料というパターン。
    大規模なタイトルなどでは有効な物の、ソーシャルゲーム程度だとほぼムリポ。
    有る程度ユーザー数がいて成り立つモデル
  • 広告付きのゲーム
    ブラウザとか端末の下などにびょっこり広告が表示されたりするパータン。
  • 無料であるとしたら『体験版』くらいでしょうけども、
    体験版も今の若い世代には理解できないのかなという世代間はある。
    (ただし現在でも特定層向けゲームなどでは体験版頒布しているサイトもチラホラあるが、
    一般家庭用向けゲームだとこの限りではない。ひとまずマニアックな層のジャンルではありますが。)

提供にかかる費用

  1. サーバー代
  2. アップデートする内容の費用。
  3. 運営・サポートなどの人件費

ランニングするにも運営はコストとの戦いになる
アップデートするにも人件費はかかるし、売り上げがよくないと終了する可能性も出る。
採算がわりにあわないゲームに次々労働力と人件費、サーバー代を投入することはできませんわな。

資本の差

最初から資金がドカンとあり、数年間赤字でも走らせることが出来るゲームなんざそうそうないでしょう。

WEBサイトですらゼロ円では出来ない。
ゲームを最初の特定期間無料で提供するだけでも相当赤字になる。
サーバーも回線も無料ではないのだから。
ホームページサービス等基本無料のサービスは多い。
ただし独自ドメインを用意したり、無駄な広告を非表示にしたり、カスタマイズの自由性を追求する場合には有料プランが必要だったりする。
WEBサイトや無料ブログですら、運営費用はゼロ円ではないのだ。
ドメイン代、サーバー代が必須になる。
以前にも似たようなことを思いましたが…インターネットの広告について「否定する人が幼稚に見える」|アフィリエイト

これが理解できていれば、ゲームが無料でないことに腹を立てたりしないと思うのですが、なんなんでしょうね。
そういうお子ちゃまたちは、「Youtubeで広告付きの動画でもみていればいいんじゃないっすか」としか言いようがない。

課金ガチャのようなシステムは悪例だと思いますが、あそこまで酷くならなければ、有料課金は許容できると思う。
むしろ月額課金の方が、安定するきがしてならない。
一部の灰課金者の負担で支えられているゲームなど、運営実態も健全ではないだろうしガチャシステムが幾ら叩かれようとも改善しないうえにそれでも利用するバカな日本人しかいないことも致命的な病と言えるだろう。
ソーシャルゲームに3億~4億円課金したユーザーが発覚する
日本人の金融リテラシーはずば抜けて低いと思う。アジア圏だと韓国と中国も同様ですけど。
ガチャシステムがはびこるのはアジア圏だけ。
欧米ではそもそもガチャシステムを利用する人がいない。

無償は存在するはずがない

無償で働いて暮れて娯楽を提供してくれるのは、裏に相応の収益がないと普通の人は働かない。
ボランティアでない限りは無償の奉仕はしないだろう。
働きたくない|仕事・アルバイト
仮にも仕事というプロフェッショナルの仕事であれば代金をとるし
原材料費のコストや運営費のコストもあるわけで客から取る収益が無い限りは提供できない。
テレビやラジオは、スポンサーが居てなんとか無償で垂れ流しているがあれらにCM流すなということは出来ない。
広瀬すずのCM動画製作だけで4千万円!の東京五輪
※企業のCMが無いものとしては、NHKが存在しているが、NHKは受信料でなりたっている。
同様にYahoo!なども広告配信でなりたっているしGoogle検索だって広告で成り立っている。(この2社に関しては必ずしも広告事業だけではないですが・・・)

こんなことすら理解できずに無料ゲーム途中から課金が必要になるゲームなのであれば、ブーブーいうまえにちょっとは課金がどうなっているのか事前に検索位しろとだけ思う。
スマホだと検索すらやらないんだろうけども。

ゲームが無償でも回る事例。

2016年12月19日時点の ぬふふアバター
Second Lifeは面白い事例だなと思った。
運営自体はサーバー代も、運営コストも当然かかるわけですが
マップそのものはSIMという括りでクラウドで追加を補って販売している。
ユーザーが契約するごとに増えていく。
SIMを借りることは無理でもメインランドや個人SIMから面積単位で借り入れできる。

ユーザー参加型のビジネスモデル

アイテム(オブジェクト)も、アバターの着る物やアバターの絵や柄すら、プレイヤーが制作可能で販売も可能。
例当方の出品https://marketplace.secondlife.com/ja-JP/stores/31553
作ったものを、販売したリンデンドル(セカンドライフ内の通貨)は、アメリカドルに換金できる。

ビューアー内からリンデンドルを購入しようとする画面
http://secondlife.com/

通常は、公式サイトから通貨を購入する仕組みも落札制度になっている。
セカンドライフ内の通貨も販売可能だった(過去形)
通貨の売買もプレイヤー間での売買を許容していた(現在は承認された事業者しか不可能)。
ひとまず、ゲーム内の通貨(売り上げ)のモデルをとことん従来のオンラインゲームとは乖離させた仮想空間が、Secondlifeだったようにも思う。
(ジャンル的に区別すると、ゲームというよりは、ソーシャルツールに近いのか微妙な立ち位置ではありますが。)
多分他のオンラインゲームだと同様の事をおいそれとは出来ないのだろうなとは思ってしまう。

ネットサービスよりも先駆けていた

Youtubeとかがアドセンス広告でユーザーが収益化可能になったのは日本語圏では2010年くらいからだったので、その後ニコニコ動画も追随したものの、既存サービスは、何かと収益化には遅い感じは否めない。
2016年現在noteの販売なども、WEBでは活気づいているが、あんなものSecondlifeという媒体であれば何年も前から余裕で出来る内容だったので目新しさの欠片も無かったりする。
Kindleよりも以前から簡単にコンテンツの販売ができていたのだから。

Second Life並みの無料オンラインゲームが出現することに期待するばかり

Second Lifeの現状
もしもセカンドライフと同様な仕組みのオンラインゲームが存在できるのであればやってみたいとは思う物の、絶対にこの手のオンラインゲームって運営がよっぽど肝が据わっているか
チャレンジャーでない限りは出てこないと思うのが悲しい点である。
国が違うと法律も違うし、著作権の解釈も異なるし、サポートの対象言語もてんやわんやで、ひとまず日本のゲームメーカーが追いつくことは無いと思う。
任天堂が株式会社マリカーに対して著作権侵害で訴訟?

 

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