『糖質制限で何故やせることが可能なのか?』この痩せる仕組みを紹介。
最初に糖質を制限する方法は1990年代から存在している考え方だ。
今でも糖尿病対策に使用される方法が主体でダイエットは二次的な副産物だとも言える。
糖質制限の基礎知識
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糖質の前提として
- 厚生省が提案している常人の1日摂取の糖質量は170g程度
- 糖質制限食の国際基準値は1日130g未満。
- スーパー糖質制限食事:1回の食事の糖質が20g以下(1日だと、60g未満)
- 或いは極力糖質が0g近くに抑えて、糖質を徹底的に排除する方法
炭水化物から食物繊維を引いた数が”糖質(g)”だ。
栄養源は 肉・野菜(根菜は大抵NG)・大豆など中心。
他の穀物は大抵糖質が多いため少量意外は危険。
飲み物やアルコール、料理の味付けによる糖質にも気をつけること。
糖質制限で痩せる仕組み
インスリンが分泌されるのは糖質(炭水化物をたべたときのみ)⇒肉などは糖質がほぼゼロなのでインスリンは分泌されない。
そして脳が必要とするエネルギーが不足になると変わりに「ケトン体」が体で分泌される⇒脂肪を脳に必要な栄養素に変換する
ケトジェニック・ダイエットより
このため低糖質の食生活で痩せる事が出来る。
外部のサイト:糖質摂取とインスリン追加分泌http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2641.html
糖質制限を実際に実践してみた感想
実際試してみて思うことは、個人差はありますが、糖質制限で肉食中心や葉野菜メインの食事にすると、ケトン体の動きが悪いと、頭がフラフラしたり不調が出る(肉体労働していないデスクワーク程度であれば殆ど支障は無い程度でしたが危険作業を行う人は向いていないと思う)。
これは当方も実感としては感じるし各種インターネット上の書き込みでも類似の事例は見つけることが出来る。
原因はカロリー不足と脂肪のエネルギー変換が悪いためだと考えられる。
結果カロリーとカルシウム・ビタミンの摂取にこだわってみたところ1ヶ月経過した頃には慣れたのか?気になる症状や支障は出なくなった。
炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません: 生活習慣病を予防&改善する糖質制限食31のポイント
脂肪の消費も個人差があるとのことで、本来飢餓にたえる仕組みなので、現象が少なくとも生物的には耐久性が高いということなのであまり気にしなくてもよさそうにも感じるが、生活で支障が出ていてはリスクが多い。
フラフラや不調の根源はカロリー不足が言われている為、1日の間で適度にカロリーを摂取し、男女平均の値の摂取カロリーは満遍なく摂取することが求められる。(朝昼晩食べるのであれば、適度にバランスよく分散して摂取した方が確実に感じる)
いかにケトン体を効率よく分泌させ脂肪を燃焼させることができるのかが、痩せる為のポイントになるのだろう。
注意事項
※高齢者・肝臓や腎臓に障害が有る人・その他疾患がある人等は糖質制限に理解がある医師の元で行う必要がある。
※糖質制限自体は国際的な研究や発表は随時行われているようですが、日本の医師だと賛否があるようなので、自己責任でお願いします。
今あるデータや情報でも数年先に正しくなかったという可能性は医学などでは頻繁にありますので。
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