軟式革命の前夜祭のBINGO大会にて、景品の煎餅が気になったものの、真ん中に2冊くらい並んでいて、景品としてもらった元ホームレス上場企業の社長のリアルなお金の話という本を呼んでみた。OKwaveの社長の話らしい。
全編お金というタイトルがついている・・・orz。
本の内容
だからといってお金にがめついという内容でもなく
こんなに稼いだといった話でもないのですが、全編に所々に違和感を覚える。
元ホームレス上場企業社長のリアルな「お金」の話
[単行本]
- 序章 お金とどう向き合うか
- 一章 お金を失うということ
- 二章 お金を稼ぐということ
- 三章 お金を使うということ
- 四章 お金をためるということ
文章と章ごと、章の中においても、時系列がバラバラなので混乱する。
全体的な流れはあるにもかかわらず、数ページで時間が前後しているのでごちゃごちゃになってしまう。脳内で消化不良をおこすような感じ。全体としては、著者が幼少期から苦労してきて、会社に勤めても苦労して、デザイン会社で働いて苦労して、というところから話の主軸はOKwave設立の流れに中盤あたりから主軸において流れていく構成にはなっているのですが、何故こういう形式の書き方になっているのかは意図が読み取れない・・・。
元ホームレス上場企業社長のリアルな「お金」の話の内容の特徴としては
良いというか、面白いというか為になったと思うことも書いてあるのですが、全体的にちりばめられた、違和感とでなんとも言えない感覚で頭から読んでいっても脳内がごちゃ混ぜに混濁した気分になる。起業を経験した人ならスムーズに飲み込めるのだろうか。咀嚼するにはちょっと切れ切れな感じが強いのです。
私が単純に理解力が低いだけなのかも知れませんが・・・。
ソフマップの社長とのやり取りはインパクトが強い内容だった気はするものの、要点しか書かれていなかったりと、読む文にはスムーズに理解できるのですが、少々物足りなさも感じたりするのでした。
所々要点をまとめて全体は構成されている感じの本。
その良い部分も詳細は記載されていなかったりするので、ボリュームに物足りなさを感じてしまうので残念な感じが強い。突っ込んで記載してほしい項目はいくつかあったのに「そこで終わりかーorz」みたいな・・・。
全体的には項目ごとの、つまみ読みが良いのではと思う内容だったりする。万人受けする内容や装丁ではない。
ひとまず書店などで内容がどんなものなのか見てから判断しないと、この本に書かれた内容が必要な人か必要でない人なのかは真っ二つに別れる気がするのでした。
というか巻末に、主な著書に ホームレスとタイトルがついた本が2冊も記載されている・・・。
「ホームレスからのリベンジ」
「ホームレスだった社長が伝えたい働く意味」
むしろそっちの内容も比較検討してみたほうが良い気もするのでした。
後はOKwaveに関して知るのなら、「グーグルを越える日」という本がタイトルとしては一番気になる一冊なのではと思ったのでした。
↓仕事と住む家を手に入れるには↓
コメント