WordPressは、世界で使われているCMSでもっとも利用者数が多い為、SEO対策のプラグインやThemeが豊富なので技術導入が楽なのがメリットです。
SEOに強い環境でWordPressを運用する方法についてまとめてみる。
要点としては
- 利用するレンタルサーバー
- 高速化
- SSL
- モバイル対応
これらの項目について解説してみる。
利用するレンタルサーバー
WordPress運用について様々な解説事例が多いのですが
最新のレンタルサーバーの状況とサービスが変わってきているため、一長一短がある。
- 基本的なポイント。
- サーバーのスペックが高いこと。
CMSであるWordPressは、サーバースペックが高いほど高速で表示できたりする。
理想としては共有サーバーよりも専用サーバーの方が良いのですがコストが高い為これはおいておくとして。スペックが低いサービスだと表示エラーが頻発したりする。これだけで損失が大きい。
- 信頼性が置ける事。
稼働率・サービス停止や、
データが吹っ飛んだことが無いサービスを選ぶこと。
バックアップ機能が有るレンタルサーバーの方が イザというときには助かる可能性が高い。
同等スペックのサービスでも、どれが最も良いかはWordPressで使うプラグインや用途で別れてしまう。
※サイトの構築環境で相性が有る為。
- wpXクラウド。wpXクラウド
wpXは、サーバーの仕様でキャッシュがあるのでエックスサーバーよりも高速表示が容易
(その後エックスサーバーもwpXの高速化表示に仕様が近づいてきた)
wpXレンタルサーバーか?エックスサーバーを選択するかは、非常に微妙なサービス内容。
SSL使うか否かで分かれそうで、2016年3月時点wpXではSSL導入不可能。
※2016年8月に無料SSL導入可能になった。※有料SSL選択したい場合には、エックスサーバーでないと無理。
ただしwpXクラウドだと意味合いが異なる。
wpXクラウドだと単体でメールサービスが利用できない。※別個メール用のサーバーを用意してドメインのレコード設定をipで行いメールアドレス設定すれば使えないわけではない。
wpXクラウドだと、PV数は最大2500万PVのプランまで存在するので心強い。
月間2000万PVのサイトというのは、日本に1万サイトもないだろう(調べたことは無い)。
※月間数百万PVでも日本国内では、数千サイトの中に入る。
データベースの容量は、プランごとにタイトに感じるのですが、
一応プランを上位に上げることで回避は出来る。
wpXクラウドだと月額料金は525円~
初期費用は0円。
お勧めは、→wpXクラウド
『wpXレンタルサーバー』はメール機能も使いたい人か
複数ドメインを設置したい人向け(10ドメインまで設置可能)
基本的にはwpXクラウド押しです。
お勧めは、⇒ - エックスサーバー
エックスサーバーのサービスが安価でスペックが高くSSL導入も出来るので割と良い。
同社のwpXに極端な引けをとらない程度のスペックを持っている。
ただしデータベースの量がWordPress運用するにはタイトに感じる。
転送量などは、上位プランに引き上げていけば、wpXとほぼ同等の耐久値はありそう。 - Sova WPは、サービス―ビス終了
WordPress 専用クラウドサーバー Sova WP
独自CDNや、キャッシュが利用できる
データベース容量はHDDと折半という仕様なので
データーベース容量は気にならない。
問い合わせの回答も割と早い。
有料でプラグインの相性を調査してくれたりするという。
SSLを利用することも可能(スモールプランは有料)。 - その他のレンタルサーバーとの比較
2016年時点でさくらスタンダートとかロリポップでWordPress運用するメリットは無いのかもしれない。
GMO系のレンタルサーバーもサービス数だけが乱立しているため、メリットが解りにくい。
私的には、今からWordPress運用をするなら、wpXクラウドが一択だ。
レンタルサーバーとしてメール機能や複数のドメインを設置したい場合にはエックスサーバーで十分だろう。
プランが
無料サービスもある(月間1万PVまで)
月額1650円~(30万PVまで)
上位プランは最大1000万PVのプランまである。
有料プランが、最安なプランでも月払だと1980円~と少し高めなのがデメリット。
WordPressのクラウド型サーバーでSSL導入試してみた。|Sova WP
※2016年度時点では、XserverかwpXでも良い。
クラウドタイプでもSova WPか、wpXが好ましいかは環境によりけり。
プラグインが利用可能な物などで、どのサービスが適しているかは異なる。
「月間数千万PVあるよ」という人はAWS(Amazon web service)などでも利用するほかない。
使用例 AWS + KUSANAGI(WordPress 高速表示のサービス) AWSの管理画面から選択できる
VPNの知識・スキルが無いととっときづらいのが難点
高速化
これも最近では事情が変わってきて、ソーシャルメディアのシェアボタン表示が重すぎることがネック。
タグを非同期にしたり、シェア数などを非表示にしないことで多少改善することはできるのですが、
技術的に面倒くさい。
一層シェアボタンがないWordPressの基本Themeにしたほうが高速化表示できてしまうので頭が痛いところ。
シェアボタン有りに限っては、無料配布されているThemeだと
simple cityでシェア数無で試した時が最も表示は速いかなという印象。
ただし表示タイミングで微妙に異なる。
高速表示のカスタマイズポイントとして
他にも、アド型広告もscriptで有る事から表示が遅くなりやすい。
サイトが大規模になるほど表示速度は遅くなる傾向が有る。
SSL
- SSL導入するとコンパネ内で投稿したりしてもイマイチ重いと感じることが多くなる謎。
そのサーバー固有の問題なのかは不明。
プラグインとの相性など色々と微妙に感じることがある。
※無料SSLよりも有料SSLの方が信頼度が高いとする考え方が有るようですがSEO的に効果があるのかは不明。 - CDNとの兼ね合い
クラウドフレアや他CDNサービスも存在していますが英語サービスなので扱いにくさは有る。
sova WPはサービス終了したためmixhostが最近では期待のサービス。sova WPで運用しているとSSL導入すると、Sovaの独自CDNが利用できないなどデメリットも生まれる。。
JetpackのCDNでphotonを有効化でCDNが使えますが、これの挙動もイマイチ不自然なので、様子見を続けている。
他のプラグインやThemeなどの特徴でphotonの挙動がどうもSSLが無効に置き換えられているっぽい
モバイル対応
2018年
- モバイル対応もGoogleのアルゴリズムの一つです。
- レスポンシブWEBデザインが良いか?
- モバイルだけ別THEMEで表示させるか?
これはどれがベストというものでもないですが、
キャッシュなどを用いていると、悩ましい選択肢を迫られる。
基本的にはレスポンシブWEBデザインが楽ではある。
モバイル対応はAMP
現在ではモバイル対応は、モバイルアクセスに関する人は全てAMPページを表示するように行えば、簡単に解決する。
AMPは光回線などのように高速な回線ではないユーザーにも素早くページを表示させようとするもの。
WordPress(ワードプレス)のAMP化とアクセス解析タグ・アドセンス広告導入などの方法
WordPressのSEO対策
- ※その他SEO対策として基本的な
- 高速表示も、
- SSL導入も、
- モバイル対応も、
内部コンテンツや、内部リンクについては割愛
基本的に、
アルゴリズムの一つでしかない。
根本的には、コンテンツがあってこその検索エンジンからの流入数獲得であることから、
運用方法と手段を考え違えてはいけない。
※SSL導入しなくとも、高速表示できなくとも、他の要因で上位に表示されることはザラにある。
WordPressでSEO対策するにはGoogleの技術的な変化でたまに優先順位が変化することはあるため(SSL導入の必要性・レスポンシブwebデザインやAMP)
基本的には、アルゴリズムことなど気にせずにコンテンツ作りを続けて、たまに技術的な変化を機にすれば良い。